他人のやる気に寄生して、エネルギーと時間を吸い取っていく「やるパラ」

「やるパラ」は、他人のやる気にパラサイト(寄生)して、エネルギーと時間を吸い取っていく人々。

「知恵の木」にもたびたび「やるパラ」が訪れてきたので、内心、「また来ちゃったよ……」とうんざりしていました。

彼らの特徴は、以下のとおり。
○本屋と看板が出ているのに「何の店なの?」と言いながら入店するか、展示してある本を手に取って大声で独り言を言う(つまりは私への自己アピール)
○「最近の本は、つまらないよね」「ここにある本の内容なんか、全部知ってるわ」といった上から目線の発言をする
○自分の過去について1時間近く話す
○「今の私はこんな感じだけど、実はすごいのよ」的に、自分の能力をアピールする
○「ここでワークショップをやったらいいんじゃない、だったらオレが○○という講座をしてあげるよ」的な発言もする
○彼らが触れた話題にぴったりの本を勧めても、理由をつけてなにも買わずに立ち去る(「知恵の木」には1000円以下の本が多数あるのですが)

本屋に長時間滞在して、自己アピールをし、本を買わずに帰る。
その心は、「お店をオープンするというやる気に満ちた(であろう)私から、エネルギーと時間を吸い取って、自己満足を得る。あわよくば自分の活動の場を作る」ということなのでしょうね。

「やるパラ」は社交的で、見知らぬ人にも積極的に話しかけます。
そして、やる気のある人や、幹事などを引き受ける責任感が強い人を見つけると、パラサイトします。「○○をやったら?」「△△のほうがいい」「□□しなさいよ」などとアドバイスもどきを伝えるのですが、すべて「やるパラ」の自己都合によるもの。

要は、自分の労力とお金を使いたがらず、他人のやる気を利用して、自分のやりたいことを実現したり欲しい物を得ようとしたりとしているわけです。
他人になにかをやってもらっても、その対価を自分から返そうとはしません。

不思議なことに、他人のやる気を利用しているのに謙虚ではなく、尊大な態度を取るケースも多々あります。
加えて、「あなたのためを思って」という、一見優し気な態度や発言をすることも。

そのため「あの人は『やるパラ』だ」と気づかぬまま人間関係を持ち続けてしまい、こちら側がエネルギーと時間を吸い取られて、「やる気が湧かない」「なんだか疲れてしまう」といった心身症状が現れることが珍しくありません。

厄介なのは、仕事のクライアントが「やるパラ」のとき。
フリーランスは個人対会社で仕事をすることが多いのですが、会社側の担当者が「やるパラ」だと面倒くさいのです。
「あなたの会社とは仕事をしたいけれでも、あなたのような担当者はうんざりです」という心境。
さあ、どうしたものか……

「やるパラ」当人には全く自覚がないし、こちら側が寄せ付けないようにするか、全力で逃げるしかありません。
年末の大掃除の時期、来年に向けて人間関係も整理しておきたいと思っているところです。
電気泥棒と一緒の「やるパラ」



■「やるパラ」の主な特徴
○社交的で、見知らぬ人や縁遠い人とでも積極的に交流を持とうとする
○パーティーやイベントなど人の集まる場所によく出没する
○やる気のある人や、幹事などを引き受ける責任感が強い人が大好き
○やる気や責任感のある人に連絡を送って、「○○をやったら」「△△のほうがいい」「□□しなさいよ」などとアドバイスもどきを伝えるが、すべて自己都合によるもの
○ときどき、さげすみや愚痴などを周囲の人にまき散らして、他人の時間を奪う
○活躍している人と自分を比べて、「あの人ってすごいよね、でも……」といったん褒めながらも自分の優位性をアピールする
○自分の労力とお金を使いたがらず、自分のために他人にやってもらおうとする
Powered by Blogger.