ネットワークビジネスは高リスク・低リターンで社会的信用の低いビジネス

「知恵の木」の開店と合わせて、フェイスブックを始めました。
そして感じるのが、SNSとネットワークビジネスは親和性が高いこと。
会ったこともない人・ほとんど会っていない人が、フェイスブックでは「友達になって」「イベントに参加して」「いいね!して」とグイグイ連絡してくるのです。彼らの交流関係を調べると、ネットワークビジネスに行きつくこともしばしば。

私はフェイスブックで「市川で暮らしと生業をつくるLab」というグループを立ち上げ、サイトも作りました。

フェイスブックグループ https://www.facebook.com/groups/547720448914977/

サイト http://chienoki.d.dooo.jp/livelihood/kuranari/kuranari.html

「市川で暮らしと生業をつくるLab」の「ライフサイクルに合わせて地元の人たちで協力しながら生業をつくりたい」というコンセプトが、ネットワークビジネスの勧誘文句と非常に似ているので、フェイスブックで立場の違いを強く打ち出しているところです。
ネットワークビジネスを行っている会社名や事業内容をフェイスブックとサイトに掲載し、「一緒に活動できない」と明記。

その後、私自身のフェイスブックページは静かなもので、連絡などがほとんど来なくなりました。

ネットワークビジネスの特徴は、健康食品・器具や化粧品・美容器具、下着、洗剤、浄水器、鍋、布団などの販売員を増やして、人脈が利益を生み出すこと。
商品に「NASAで極秘に開発されたスゴイ商品」「最先端の技術を応用」といったコピーがついていたり、薬機法を違反していたり、派手に宣伝しています

冷静に考えると、例えば健康食品については通常は多種類を大量に摂取するものではないので、普段の暮らしではそれほどの量を必要としません。
あまりいらない物なのに、販売員を増やそうとするのは無理があるのではないでしょうか。

ネットワークビジネスは、販売員がごく少数のときにだけ商機があるのです。
自分が健康食品を開発してネットワークビジネスを始めるのならばビジネスチャンスはあると思いますが、そうでなければ在庫を抱えるリスクが高いでしょう。
「返品可能」とうたっていても、労力や心理的な負担は大きいもの。

またネットワークビジネスではパーティやセミナー、勉強会がジャンジャン開かれているので、一時的には知り合いが増えて楽しいかもしれません。
しかし、同じ商品を同じ理屈で売ったり、販売員を勧誘したりするライバルでもあるわけで、勧誘数を比較してはコンプレックスを抱くなど、実際はいびつな人間関係ではないでしょうか。

なにより、ネットワークビジネスはあちこちでトラブルを起こしているので、社会的信用が低いのです。
ネットワークビジネスに携わっているとうわさが立つことで、自分自身の信用を失うばかりか、家族の評判まで落としかねません。

1人暮らしで、住む場所を転々として、新しい土地でも社交的に振る舞える人はネットワークビジネスを行っても稼げるでしょう。
しかし、住む場所を落ち着けて、暮らしと生業をつくっていこうという場合、むしろネットワークビジネスが大きな足かせです。
もしも私の仕事仲間がネットワークビジネスをやっていたら、私自身もやっていると誤解を受けるでしょう。
なんせネットワークビジネスのポイントは「人脈」なので。

以上のことから、仕事関係ではネットワークビジネスに携わっている人々と関係を持たないように、相手が寄ってこないように、日々努めているところです。

生業はつくっていく段階で時間がかかるうえ、すぐに大きな利益を生み出すこともできません。
しかし、子育てや介護、定年退職などといった転換期を迎えた後も、これまで培った知識やキャリアを生かすことができます。
さらに、「こうすればもっとよくなる」「こうすれば不便が解消する」というアイデアを自分たちで作り出せます。
アイデアを洗練させて事業化できれば、若い世代に引き継ぐこともできるでしょう。


何事も実験と実践。地味で細々としていますが、「市川で暮らしと生業をつくるLab」へのご参加をお待ちしています!
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