結婚運や仕事運を占えるものだろうか

「運」を科学で
解明できるか
科学が発達した現代でも、占いは日々、インターネットやテレビ、雑誌で取り上げられています。
それだけ、私たちは占いに魅力を感じ、引き付けられているわけです。

現実として、科学では説明できないことが多々あります。
その最たるものが「運」。
同じことをやっても、うまく人とうまくいかない人がいて、「あの人、ツイているな」「ツイてないな」などと日常で実感するケースは多いものです。

運に対して科学的な説明をする人もいますが、その説明が「こじつけだ」「怪しいな」と感じることは珍しくないでしょう。

マスコミで人気の脳科学者が「『自分は運がいい』と口に出して言うと、運に恵まれやすい」と、雑誌のインタビューで話していました。
その影響かどうかはわかりませんが、「運がいい」「ツイてる」などと口に出して言う人間が、私の周囲にはいました。
その人は、私だけでなく、多くの人に気持ち悪がられていました。
言動が不自然でテンションが不安定なのです。
ですから、その人の対人運は落ちているのではないかと私は思います。
本人が「運がいい」と思い込んでいるのならかまいませんが、その人の仕事の業績は伸びていないので、仕事運もあまりいいとは言えません。

運を科学的に説明しようとしたり、「科学的な説」を信じ込んで実践したりすると、逆にインチキ臭くなるというのが私の実感です。

大昔から残ってきた
占いの共通点
占いの目的は、自分の運を知り、運をよくすることにあるのでしょう。
大昔から残ってきた占いを私が勉強してきた中で、いくつか共通点がありました。

1点目が、人間には生まれ持った性質と資質があるということ。
性質と資質は「運」と言い換えられそうです。

学校の成績や見た目がよかろうと悪かろうと、金を持っていようといまいと、すべての人間に自分の「運」を使って、それぞれ人生で果たす使命があるのです。
使命と言うと大げさなのですが、この世に生まれてきたからには、なんらかの意味があるということです。
使命は極めて個人的なものなので、他人と比較はできません。

自分の性質・資質を生かすと物事がうまく進み、性質・資質を無視したり殺したりすると物事がうまく進みません。
「運」のよしあしは、性質・資質を生かす、殺すと同じ意味と言えます。

昔から諸行無常、人間万事塞翁が馬というように、運気は時間の経過とともに変化していきます。
占星術では、時間の経過を「太陽や月などの星の運行」と表現するようです。
運気については、さまざまな人がいろいろな解釈をしていますが、ここでは「自分の性質と資質を生かせる時期、生かせる度合」とします。
ですから、「運気がいいとき」は、自分の性質や資質をすんなりと認めてもらえる環境や人間関係の中にいるときということになります。

そして運気が悪いときに、強引に物事を推し進めたり、わがままを押し通したり、他人のせいにしてケンカしたり、環境を大きく変えたりすると、状況はもっと悪化すると、多くの占いでは考えられているようです。
時間の経過を待つ必要があるということ。

占いにおける大事なポイントは、環境や人間関係に恵まれなくても、「悪い人生」とはいえないこと。
環境や人間関係に恵まれれば、苦労の少ない、楽な人生を送れるでしょう。

ただ、波乱万丈で苦労の多い人生では、精神的に鍛えられます。
困難を乗り越えていくことで、大きな成果や喜びを得られることも多いのです。

人間の感情には喜怒哀楽がありますが、怒りも悲しみも決してマイナスとは言えないと思います。
喜び・怒り・悲しみ・楽しみの総量こそ、人生が豊かであったかどうかを決めるのかもしれません。

悩みに悩んだときに
占うメリット
人間には生まれ持った性質と資質があり、それが「運」だと前に述べました。
私たちは自分の性質と資質をわかったような気になりがちですが、実は誤解や思い込みに満ちています。
自分では「失敗ばかりでダメな人間」と思っていても、周囲からは「生まじめで信用できる人間」と思われている可能性があります。
自己分析は、あまり当てにならないものなのです。

人生には進学や就職、結婚など、選択すべき課題があります。
例えば結婚なら、相手の情報を徹底的に集め、子どもを生んだ後もうまくやっていけるか、死ぬまで添い遂げられるか、考えに考えます。
それでも決められなかったら、占いを使うのです。

考えても決められないことを、自分で分析し続けて悩むのは無駄です。
加えて、占いでは、自分や周囲の人間が思いつかないような、「星」「数字」「気」といった観点が与えられます。
違った観点から自分をとらえ直す、つまりは「自分を占う」と、今抱えている問題を単純化することもできるでしょう。

ところで、結婚という課題は運(性質、資質)もさることながら、本人の忍耐とたゆまぬ努力が良し悪しを決めると私は思っています。
結婚は、本人同士が引かれ合っているかに加え、親類や仕事、友人なども影響を与えます。
子育てや介護については、異性として好きかどうかではなく、仲間としてタッグを組めるかが重要になります。また、夫婦で長年暮らしているといいときと悪いときがあるもので、悪いときをどう乗り越えるかは本人の努力や身の処し方にかかっているわけです。

結婚運を占ってもらう女性が非常に多く見受けられますが、いつ・どんな人と出会えるかを占うよりも、他人との共同生活でどれだけ自分は耐えて努力できるか、自分の実力を見極めるほうが有益ではないでしょうか。
それに結婚生活を続けるうえでお金は大事。
占い師にお金を渡す分を結婚資金として蓄えることをお勧めします。

仕事も然り。
運やツキよりも、困難を乗り越える姿勢が成果を左右するのではないかと私は思います。
古代では天文学と占いに境界はなかったようです


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