「再出発」するうえで深刻なのは「働き盛り」とされている40代ではないだろうか

「いちかわ・うらやす若者サポートステーション(サポステ)」http://www.city.ichikawa.lg.jp/res07/1111000019.htmlのウェブページには、以下のことが書かれています。

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厚生労働省、千葉県、市川市、浦安市及びNPO法人ニュースタート事務局が協働で運営しており、不登校・高校中退・ニートなどの若者たちの「再出発」を応援しています(厚生労働省認定事業)。

いちかわ・うらやす若者サポートステーション(サポステ)では、15歳から39歳の方を対象に無料で職業相談や就職セミナーを行い、就職までの支援を行っています。
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さすがに40代以上は若者には含まれません。
ただ、再出発するうえで深刻なのは「働き盛り」とされている40代ではないでしょうか。

私の経験ですが、長年会社勤めをし、自分の健康その他諸々の事情で40代前半で退職。
その後、就職活動をしました。
ハローワークに通ったところ、市川市では40代の求人情報が非常に少ないとわかりました。
予想はしていましたが、「40代女性だと調理補助や介護の仕事ばかりか……」と絶句するほど。

私の性別は女ですが、家事が苦手で、女性らしい感性を持ち合わせておらず、運転免許を取得していないうえホスピタリティも欠けています。
自分の性格・性質に合わない仕事に就けば、すぐに辞めてしまうでしょう。ですから就職活動はストップしました。

もしかしたらニートの中にも、私と同じように一般企業では自分の性格・性質に合わない仕事しか見つからず、結果、働けなくなってしまった人がいるのではないでしょうか。

以下は、総務省統計局の平成24年就業構造基本調査から導き出されたニートの割合です。(出典:統計ラボ https://toukei-labo.info/04_mushoku/mushoku.html
市川市でニートの統計を取っていないか調べたのですが、私では見つけられませんでした。

○若年ニート
15~19歳:2.20% 13.3万人
20~24歳:1.93% 12.0万人
25~29歳:1.53% 10.7万人
30~34歳:1.55% 12.2万人
(全体:約1.8%)

○中高年ニート
35~39歳:1.96% 18.4万人
40~44歳:2.64% 25.0万人
45~49歳:3.15% 25.8万人
50~55歳:4.10% 31.5万人
55~59歳:6.91% 54.9万人
(全体:約3.75%)

私がニートについて調べている理由の一つは、書字に困難さを抱えている自分の子どものためです。
もう一つは、『教育貧民』(著/畠中雅子、宝島社)を読んだことでした。

著者の畠中さんはファイナンシャルプランナーで、私は以前の仕事で畠中さんに記事作成をお願いしました。
その参考資料として読んだ『教育貧民』で、「どんな子どもにもニートになる可能性があるし、親がニートにさせているのかもしれない」と戦慄を覚えました。
さらに畠中さんの共著『ひきこもりのライフプラン』(岩波ブックレット)で、心配な子どもを残して死んでいく親を想像して、切なくなってしまいました。

こうして「子どもを社会に送り出す」が自分の子育ての第一目標になりました。
書類の作成ができなければ、仕事の幅が狭まります。
書字が苦手だろうとも、作文をさせて、大人になる前に、ある程度は文字で他人とコミュニケーションが取れるレベルまで持っていこうと取り組んでいるところです。

市川市では、すでにニートなどの就労が支援されています。
私は「市川で暮らしと生業をつくるLab」を通して、ダウンシフトして働く場をつくる活動を始めていこうと思っています。
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