骨盤ぐるぐるワークショップの予習

明日の骨盤ぐるぐるワークショップには、歩き方を気にしている女性(おそらく70代)が参加予定です。

話を聞くと、社交ダンスをやっていた講師が開催していた歩き方教室に通っていたそうです。
「腕を前に振って姿勢よく歩きなさいって言われていたのよ」とその女性。

私は内心、「あたたたた」と頭を抱えました。

社交ダンスは、ハイヒールを履いて軽やかにステップを踏んだり、上半身を大きく反らしたりするスポーツ。
体幹が違います

ですから、社交ダンスをやってきた人と、そうではない私たちとでは、体の安定性が全然違うのです。

日頃体幹を気にせずに暮らしている私たちの多くが、骨盤が前か後ろに傾いています。

道行く人を眺めていると、骨盤が前傾している人のほうが多いかもしれません。
この状態で腕を前に振ると、ますます骨盤が前傾。前肩・前のめりの姿勢で歩くことにつながるわけです。

社交ダンスやバレエをやってきた人は、背すじが伸びた美しい姿勢をしていますが、この姿勢は実は不自然。
人間の体の構造に合っていません。
そのため、腰や首などを故障することが非常に多く、ある意味、ケガを乗り越えて社交ダンスとバレエを続けられた人だけがプロとして活躍できるようです。

私も過去にダンサーやバレリーナを取材したことがあり、「身のこなしが美しい!」と驚きました。
彼らにあこがれる気持ちは、私にもあります。
しかし、素人の私たちが彼らのマネをしても前肩・前のめりの不格好な姿勢になりやすいうえ、腰や首を痛める可能性もあるわけです。

一般人の私たちはどのように歩けばいいのか。
その答えは「体の構造に合った、腰や首、ひざに負担をかけない、安定性が高い歩き方」です。

体を安定させるポイントが、骨盤。
上半身と下半身のつなぎ目に当たる骨盤の周囲の筋肉がきちんと使えるようになることで、体のバランスが整います。
骨盤周囲の筋肉に刺激を与える方法として、骨盤ぐるぐるを私は勧めています。

骨盤ぐるぐるで骨盤の前傾・後傾を正すと、猫背も改善します。
この段階で歩く動作の検討に入ります。

「安定性が高い歩き方」の3つの要素は次のとおり。
1 腕をまっすぐ後ろに、大きく振る
2 何かをまたぐときのように、足を上げる(大またで歩くことばかりに気を取られない)
3 一直線上に足を運ぶ「モデル歩き」をしない

ここまでを1時間で説明したいのですが、時間が足りるかな……?
私の言いたいことが多すぎるあまり、参加者の女性が混乱したり負担に感じたりしないように注意します。
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