第3回作文教室の予習「メモの取り方」

第2回作文教室から始めた「自分物差しを作る」。
この作業と並行して子どもに教えるのが「メモの取り方」です。
うっかりしていて第2回で伝え忘れたので、第3回できちんと教えられるように今日は私が予習をしています。

「メモの取り方なんて、わざわざ子どもに教える必要があるのか」と疑問に思われる方も多いことでしょう。
私自身、そう思っていました。
ただ、子どもを見ていたら、ノートの行からはみ出さないように、丁寧な字でメモを書いていました。
きっと、学校で「いつも字はきれいに書きましょう」と言われたことをまじめに実践しているのでしょう。
しかし、もともと書字が苦手な子どもの場合、丁寧にメモを取っていたら、メモの時点で疲労困憊。時間がかかりすぎて、清書に至る前にへとへとになっています。
また、できるだけ字を書きたくないという理由からでしょうか、メモが雑になりがちです。

ですから、「いつも字はきれいに書きましょう」という呪縛から子どもを解き放つことも、作文教室の目的の一つ。
大人になれば、仕事などで他人に見せる文章のほとんどをパソコンで作成します。
この点では、自分さえ読める字でかまわないのです。

メモについては、字は雑に、内容は丁寧にするのが鉄則。
気になることや思い浮かんだことはこまめにメモを取り、自分の思考を書き残すのです。
人間とは忘れる生き物なので、残しておくことは必須です。
書き残したメモの整理を経ることで、おのずと文章が自分の脳から生まれてきます。
作文で最も重要なのが、メモを取る・メモを整理する作業だといえます。

■メモのポイント 
○使わなくなったノートの余りページやプリント・チラシの裏など、あまり価値のない紙にメモを取る
○消しゴムを使わない(間違えたら線で消す)
○自分が後で読める程度に、汚い字でメモを取る
○自分が大事だと思ったことは大きな字で書く
○余白を作る(余白は、後でメモを整理するときに必要なスペース)
○清書する文章が縦書きなら縦書きで、横書きなら横書きでメモを取る
○描くのが苦手でなければ、絵やグラフも描く
○→、=といった記号を使う
私の取材ノートで、取材前のメモ(すでに乱雑)


取材中のメモ。ノートの罫線を無視したうえ、きったない字だが、後で使える(ホントに)





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