ネジめ、なめやがって(涙)


慣れない大工仕事で、私はすっかり疲れてしまいました。
今朝は重い体を引きずるように家を出て、お店へと向かいました。

すると道中、ある人物に私は目が釘付けに。
60過ぎとおぼしき髪型の男性が、上下グレーのくたっとしたスウェットを着つつも、手には真新しいヴィトンのボストン。
なんだこのミスマッチ!
すっかり疲れが吹き飛びました。

お店では、地道に下地を探す作業を行いました。
壁の表面の塗装部分だけ、釘とネジで穴を開けてから、下地探しの器具の針を刺すのです。
針がブスッと刺されば下地がないので、穴をパテで埋めます。
これを延々と繰り返し、気分はなんだか歯医者さん。
穴を開けて、埋めて、開けて、埋めて……
開ける
刺す


それでわかったのは、私が借りる店舗では、間柱が縦にまっすぐ入っていないこと。
壁の上部に下地が見つかったので、喜んで、見つかった部分の真下に穴を開けると、そこには下地がないのです。
どんな構造をしているのやら。

地道な作業でようやく下地が見つかり、木ねじで棚受けを壁にくっつける作業に入りました。
そして、やってしまいました。
木ねじのプラス部分がつぶれて、ドライバーで回せなくなったのです。
「ネジがなめた」状態です。
なめて、ドライバーでは回らなくなったネジ


さらに、電動ドライバーのビットが外せない!!
ネットで調べると「アンビルとビットのかじり」が原因のようです。
「アンビルとビットのかじり」を私では説明できないので、詳しくはネットを参照してください。

結果、こんな無残な状態になりました。
下地のある場所に棚受けを取り付けると、こんなヘンテコなことに!

疲れ倍増!!
体が疲れてくると、気持ちが黒~くなるのです、私の場合。
「こんなことなら、お店なんか始めようと思わなきゃよかった」「私、バカみたい」とマイナス方向にスパイラル。

「いかんいかん、もう私の手に負えないから、これで今はよしとしよう」と慌てて気持ちを切り替えることにしました。
そして向かったのは弘法寺。
いわゆる「パワースポット」に行くと、気持ちが切り替わります。
加えて、弘法寺の石段が、ボーッとして上ると足を踏み外しそうなほど急なのも非常にいいのです。
今、石段を上がる足元に集中することで、自分の失敗を一時的に忘れざるを得ないからです。
門前の桜はつぼみ


今日は北風が強く、弘法寺のしだれ桜も寒そうに見えてしまいます。
春が来るのを、もうしばらく待つことにしましょう。
しだれ桜


なめたネジも、ペンキがハゲハゲのお店のドアも、今は置いといて。
うーん、やっぱりハゲていますね