寝る前に飲むカップ1杯の白湯で不眠・便秘が解消

寝る前の水分摂取で
血管リスクが減らせる
朝に白湯(さゆ)、つまりは一度沸騰させたお湯を飲む健康法。
アーユルヴェーダというインド伝統医学に詳しい蓮村誠医師がメディアで紹介し、よく知られています。
ところが、アーユルヴェーダの古典『チャラカ・サンヒター』には、ちょっと違うことが書かれているようです。
アーユルヴェーダの専門家に、『チャラカ・サンヒター』の英訳本を見せてもらって説明を受けたことがありました。

『チャラカ・サンヒター』では、朝よりも夜の寝る前に白湯を飲むことを重視しているのだそうです。
「朝起きたときは、飲む水の温度を気にするよりも、たくさん飲んだほうがよいようです」とアーユルヴェーダの専門家は話していました。
朝、目覚めてすぐはちょっとした脱水状態なので、たくさん水分を取ったほうがいいというのは、西洋医学でも言われていることです。
熱い白湯だとたくさん飲むのがつらいから、さほど温度が高くなくてもいいようです。

熱い白湯を飲んだほうがいいのは、むしろ寝る前。
60度以上の白湯をカップ1杯ぐらい、ゆっくりと飲むことで、便秘や不眠の解消に効果があったという発表がアーユルヴェーダの学会であるそうです。

「朝、顔がむくむから」などの理由で、寝る前に水分を取らない人は少なくありません。
寝る前に水分を取ると顔がむくむというのは誤解のようです。
寝ている間は、たいてい血圧が低下し、血流は遅くなっています。
また、睡眠中には水分を摂取しません。
体内の水分不足で血流が悪くなって血液中の水分が血管から漏れてくるので、結果としてむくみます。

さらに、寝ている間に体内の水分が不足すると、朝起きたときに脳梗塞が起こりやすいと西洋医学で指摘されています。
寝る前にコップ1杯程度の水分を摂取するように勧めている医師もいました。

体が温まって
寝つきがよくなった
私が寝る前に白湯を飲むようになって最初に実感したのは、寝つきがよくなったこと。
特に冬は体が冷えてなかなか眠れなかったのですが、寝る前に白湯を飲むと体が温かいのです。
加えて、便秘も起こりにくくなりました。

自分でもおもしろいと感じているのが、白湯をたくさん飲みたい夜と、そうでない夜があることです。
私の場合は、体の欲求に応じて白湯の量を加減しています。
白湯の温度についても気分に合わせていますし、沸騰してお湯に水を入れて温度を下げたこともありました。
そのくらいアバウトでも、じゅうぶんに効果を感じています。

白湯の作り方については、蓮村医師からは「水を沸騰させてから、そのまま10~15分、加熱し続ける」と聞いています。
これを私は行っておらず、沸騰させたらすぐに火を止めています。
白湯で消化管を温めることで、消化・排泄を促すことが、未消化物(アーマ)を排出させるのではないかと、自分勝手に理解しています。

健康法はお金のかからないものを、自分のできる範囲で取り入れるといいかもしれません。
効果がなかったり、無理だと思ったりしたら、さっさと見切りをつけてやめてしまえばいいのです。
そんな気軽な感じで、体の冷えや寝つきの悪さ、便秘などで悩んでいる人は、寝る前の白湯を試してみてはいかがでしょうか。

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